シングルマザーが30万稼ぐには？最短ルートとおすすめジャンル

毎月いくらかかるかは家庭によってさまざまですが、正直、手取り月収15～20万だと、ややキツイです。

子どもに習い事をさせて、毎月美容院に行き、ときどき服や化粧品を買って旅行に行って･･･となると、やはり手取り月収30万円はほしいところ。

シングルマザーでも、30万円を稼ぐことは不可能ではありません。

ただ、高収入シンママのほとんどは、就職に強い資格を持っていたり、特定の分野で経験を積んでいたりする人たち。

では、無資格で子持ちだと稼げないのかといわれれば、今の時代、そんなことはないのです。

そこでこの記事では、未経験・無資格のシングルマザーが、なるべく早く月収30万円を達成するための、一つの方法についてお伝えしたいと思います。

シングルマザーが稼ぐためのマインドセット

シングルマザーが安定して稼ぎ、生活を支えていくためには、正しいマインドセットが重要です。

仕事選びや働き方、時間の使い方など、さまざまな視点から考え方を整理していきましょう。

ここでは、安定した収入を得るための基本的な考え方を紹介します。

安定が第一！社会保険の適用事業所で働く

シングルマザーとして働くうえで、まず大切なのは「安定した収入基盤」を築くことです！

資格や経験が少ないシングルマザーの場合、個人事業主を目指すのが月収30万円までの一つの道となるのですが、誰もがすぐに安定収入を得られるとは限りません。

私自身も社会保険料の負担に悩みましたが、後になって将来受け取れる年金額の少なさにも不安を感じるようになりました。

大きく稼ぐ方法を模索する前に、まずは健康保険と厚生年金保険がしっかりと適用される職場を選ぶことが、家計の土台を作るうえで欠かせません。

「会社で出世する」という望みは捨てる

小さな子どもを育てながら働くシングルマザーにとって、会社での出世やキャリアアップを目指すのは現実的には非常にハードルが高いのが実情

子どもが怪我や急病で呼び出されることは珍しくなく、感染症で出席停止になれば1週間以上会社を休まざるをえません。

自分自身も体調を崩してしまえば、さらに欠勤が続くこともあります。

こうした状況で「もっと責任あるポジションを目指せ」と言われても、どう考えても無理ゲーだと感じる人がほとんどでしょう。

だからこそ、就職先を選ぶ際には「将来的に収入が増えそうな会社」よりも「子育てに理解のある会社」を優先することが大切です。

隙間時間をスキルアップに使う

子育てに理解があり、かつ収入もよい会社は非常に少ないのが現実

そのため、シングルマザーは会社勤めだけに頼るのではなく、隙間時間を活用して稼げる副業や在宅ワークにもチャレンジすることが重要です。

たとえば、Webライティングやデータ入力、文字起こしなどは在宅で始めやすく、スキルアップを重ねれば収入アップも期待できます。

副業を始める際は、無理のない範囲で少しずつ挑戦し、長期的な視点で自分の働き方を設計していくことが大切です。

安定した基盤を作りながら、スキルアップや副業で収入の柱を増やしていく――これが、シングルマザーが経済的に自立し、安心して子育てを続けるための現実的なマインドセットです。

シングルマザーが無理なく稼げる副業の探し方

シングルマザーが副業するなら、家事や育児の合間に自分のペースで働ける在宅ワークが最適です。

求人サイトを利用するのもよいのですが、案件が終わる度に履歴書を用意するのは面倒。

そこでおすすめなのが、一度プロフィールを作成すれば、さまざまな案件に応募できる「クラウドソーシングサイト」への登録です。

在宅ワークの登竜門「クラウドワークス」に登録

まずは在宅ワークの定番である「クラウドワークス 」への登録がおすすめです。

クラウドワークスは、全国どこからでも自宅で仕事を受けられるクラウドソーシングサービス。

会員登録から仕事探し、応募、納品、報酬の受け取りまで全てオンラインで完結します。

納期さえ守れば働く時間や場所も自由なので、子育てや家事の合間に自分のペースで仕事ができます。

小さな案件から始めて実績を積むことで、より高単価な仕事にも挑戦しやすくなるでしょう。

職種の異なる案件をこなしてみる

最初は自分に合った仕事が分からないことも多いので、データ入力やライティング、簡単なリサーチ作業など、さまざまな職種の案件にチャレンジしてみるのがおすすめです。

異なる仕事を経験することで、自分の得意分野や興味のある分野が見えてきますし、複数のスキルを身につけることで将来的な収入アップにもつながります。

また、複数の仕事を並行して進めることで、収入源が増え、万が一のトラブルや案件終了時にもリスクを分散できます。

通信教育を受講したり資格を取得したりするのは、副業を続ける中で「もっとスキルを磨きたい」という分野が見つかってからで十分です。

ただ、文章を書くことが好きで、次に紹介する分野に興味があるのなら、先に勉強しておくことをおすすめします

女性Webライターが稼げる高単価ジャンル

在宅でできるライティング案件の中で、高単価を得られるのが『YMYL』と呼ばれるジャンルです。

お金や生命など重要な部分に関わるジャンルなので、ライターにも専門知識が求められます。

案件が多く、ライター経験が浅くても仕事をもらいやすいのが次の3つのジャンルです。

初心者向けライター案件をこなすのと同時に資格を取っておくと、満足に稼げるまでの時間を短縮できます。

年を取っても需要がある「美容ライター」

副業でも月3～5万円、本業化すれば月収30万円以上も十分目指せるジャンル

美容への興味が薄れると、トレンドについていけなくなる

美容ライターは、コスメ・スキンケア・エステ・ダイエットなど、幅広い美容分野の記事を執筆する仕事です。

女性向けWebメディアやコスメサイト、企業の公式ブログなど、案件数が非常に多く、年齢を問わず長く活躍できるのが大きな魅力。

初心者でも始めやすい上に、薬機法や美容成分の知識を身につけることで、文字単価2円以上の高単価案件も狙えます。

美容ジャンルはトレンドの移り変わりが早く、常に新しい情報や商品が登場するため、リサーチ力や好奇心がある方に向いています。

幅広い分野で活躍できる「金融ライター」

身に付けた金融知識が、自分自身の資産運用にとても役立つ

お金の分野に興味がないと勉強がつらい

金融ライターは、保険・投資・ローン・年金・税金など「お金」に関する記事を専門に執筆します。

金融ジャンルは専門性が高いため、文字単価1.5円～3円以上と報酬水準が高く、経験や資格があればさらに高単価案件も受注可能です。

金融は人生に欠かせないテーマなので、景気やトレンドに左右されにくく、長期的な需要も安定しています。

また、金融分野で重宝されるFP資格は、ライティングだけではなく就職にも役立つ資格です。

子育てが落ち着いた後の就活にも活かせるので、勉強が無駄になりません。

業界経験者におすすめ！「不動産ライター」

ライティングスキルが上がると、無資格でも高単価で仕事を振ってもらえる

業界未経験の場合、有用な資格を取得するまでに時間がかかる

不動産ライターは、住宅購入・売却・賃貸・住宅ローン・不動産投資・土地活用など、不動産に関する幅広いテーマを扱います。

不動産業界は取引金額が大きく、1件の成約で企業に大きな利益が生まれるため、Webライターにも高い報酬が設定されやすいのが特徴です。

専門知識や宅建資格があれば、文字単価3円～10円以上の高単価案件も珍しくありません。

未経験でも1.5円以上の案件が多く、実績を積めばさらに単価アップが期待できます。

住宅や暮らし、資産運用に興味がある方、資格取得を目指している方にもおすすめです。

副業で高単価案件を獲得するためには

資格も経験もないシングルマザーでも、高単価案件をどんどん獲得して月収30万円を稼ぐことは可能です。

ただ、それなりにスキルが必要になるため、今すぐ稼げるというわけにはいきません。

まずは未経験でも在宅ワークに挑戦しやすいクラウドワークス で、お小遣いを稼ぎながら訓練を始めていきましょう。

Webライティングに限っていえば、真剣に取り組めば2～3カ月で手応えを感じられると思います。

続けられそうなら、高単価ジャンルに必要とされる資格取得を目指しましょう。