シングルマザーや、まだ子供が小さい家庭では、仕事と育児のバランスに悩みがちです。
「収入が足りないけれど、これ以上仕事に時間を割けない…」
「子供と一緒にいたいけれど、パートナーの収入だけでは心もとない」
こんな人におすすめなのが、自宅で稼げる在宅ワークです。
そこでこの記事では、資格もスキルもない状態から始められる在宅ワークを紹介します。
どこで求人を探せるのかも紹介するので、気軽にチャレンジしてみましょう!
子供との時間を大切にしたいなら、在宅仕事が最適
私は現在、個人事業主として在宅で仕事をしているんですが、「在宅仕事でよかった!」と思うことが頻繁にあります。
在宅ワークは子育てママにメリットだらけ!
例えば、こんなメリットがあります。
- 子供の急な体調不良にも対応できる
- 仕事をこなすことで自動的にスキルアップする
- スキルアップで収入がどんどん増える
子供の急な体調不良にも対応できる
子供は本当によく熱を出したりケガをしたりしますよね。
実は今週も娘が発熱で早退してきました。検査の結果溶連菌が出て、今はお休み3日目です。
こんなときも、在宅仕事だとすぐにお迎えに行けるし、体調が悪い日は子供に無理をさせずに休ませられます。
仕事さえしっかりこなせば、取引先に謝罪する必要もありません。
看病で大変な場合は、仕事量を調整してもらえるようお願いすることも可能です。
仕事への影響が最小限で済むので、あまりストレスを感じずにいられます
仕事をこなすことで自動的にスキルアップする
内職と違うのが、在宅ワークにはスキルが必要だということです。
初心者を迎え入れてはくれますが、いつまでも仕事を覚えなければすぐにクビを切られてしまいます。
とはいえ、最初からハイレベルなことを求められるわけではなく、指示されたことを少しずつ覚えていけば大丈夫。
3カ月・半年・1年と、長く続けるほど、スキルアップしていきます。
得られるスキルは一生もの。
いずれ会社に就職したくなったときも、個人で稼いできたスキルが評価されるでしょう。
スキルアップで収入がどんどん増える
在宅仕事の面白いところは、自分次第で収入が上がり、仕事の幅が増えることです。
私は過去に事務職に就いていましたが、あのまま何年続けていても同じ仕事をして、同じような収入しか得ていなかったでしょう。
でも在宅ワークなら、スキルが上がればどんどん難しい仕事にチャレンジしていけるし、その分収入も上がるんです。
こなした仕事が新しい仕事につながり、想像すらしていなかった自分に出会えるかもしれません。
失敗しない仕事選び!在宅ワークの選び方
今は在宅ワークもいろいろあるので、資格なしでも何かしらできる仕事が見つかります。
ただ、できるからといって飛びつくと、思ったように稼げないということも。
まずは、自分に合った在宅ワークを選ぶポイントについて見ていきましょう。
本業か、副業か。勤務時間をチェック
在宅ワークとはいっても、正社員・派遣・業務委託など、就業形態はさまざまです。
ざっくり違いを紹介します。
- 正社員・派遣社員:残業もある
- パート・アルバイト:基本的に時間通り
- 業務委託:好きなときに就業
正社員・派遣社員は就業時間が決められていることがほとんど。
監視ツールで確認されていることも多いため、むやみに席を外すことはできません。
そのため、就業時間内はしっかり働けるのかどうかをチェックしておきましょう。
なお、業務委託の多くは成果報酬制で、仕事をする時間を自分でやりくりできます。
その分契約を切られるリスクは高まりますが、中途半端な時間に子どもが帰ってくるママにとって、働きやすさはピカイチです。
業務委託なら学童やファミサポに預ける分のお金が浮きます
十分な収入が得られるか。時給換算してチェック
特に気を付けたいのが、業務委託契約の場合です。
社員やパートなら給与・時給が決まっているので、予想した収入と大きく離れることはありません。
しかし業務委託は『できた分だけ報酬が支払われる』というシステムなので、時間がかかればそれだけ時給換算した稼ぎは少なくなります。
自分にどれだけのことができるかという部分を、なるべく正確に把握することが必要です。
そのため、まずは単発の副業から始めて、仕事のペースをつかんでおくとよいでしょう。
ずっと続けられるか。将来性をチェック
「今稼げればいい」そんな気持ちになっている人もいるかもしれません。
しかし、子育てはそう簡単に終わるものではなく、年齢が上がるごとにお金がかかってきます。
仕事は基本的にスキルアップするほど収入もアップするので、キャリアが長いほど稼ぎもよくなるものです。
在宅ワークを選ぶときは、以下について考えてみてください
- 苦手な分野ではないか
- 10年後も続けていられるか
- スキルアップできるのか
「嫌だな。でも稼がないと」という仕事は長続きしません。
「やったことないな。でも興味がある!」という仕事を選ぶことをおすすめします。
本業でがっつり稼げる在宅ワーク2選
本業を辞めて在宅ワーク1本にするなら、しっかり稼げる仕事を選びましょう。
無資格から本業にできる、ママ向けのおすすめ職種は、バックオフィスとコールセンターです。
事務経験者におすすめ!バックオフィス
資料作成やデータ入力など、事務業務を経験したことがあれば、バックオフィスの仕事がおすすめです。
難易度はさまざま。
- 経理・営業サポート経験者募集の仕事
- メール・電話での営業込みの仕事
- 未経験OKのデータ入力に似た仕事
できることが多いほど、条件のよい求人に応募できます。
複数社と契約することで、月収20万円を超えることも十分可能です。
ただ、事務系で在宅ワークを探すにしても、クラウドソーシング以外の在宅求人は競争率高め。
そこでまずは、以下のクラウドソーシングサービス3社を活用して、実績を作っておきましょう。
3~6カ月程度の実績でも、かなり自信がつきます。
自信を持って面接に臨めるので、よい印象を与えられますね!
スキルアップで高収入!コールセンター業務
受電のみのタイプは問い合わせ対応で、ときには感情的なお客さんと話すこともあります
継続してうまく対応できる業務が増えると、自信もついて会社からも重宝されるでしょう。
コチラから営業をかける架電タイプ(テレアポ)は、断られることも多くメンタルの強さが必須
しかしアポイントが取れるごとにインセンティブが付くので、トークスキルを上げると収入を得やすくなります。
無資格・経験なしからスタートしても、30万円以上稼ぐことも可能です。
子供がいても大丈夫ですが、音が聞こえないように専用部屋が必要です
副業で収入アップを狙える在宅ワーク5選
本業をやめるのが不安な人は、まず副業からチャレンジしてみましょう。
最初の2~3カ月は安定して稼げないので、できるもの全てに登録してもよいと思います。
私もWebライターとアンケートサイトを同時にやってました
高額案件も!アンケートサイト
稼げる仕事とはいえませんが、隙間時間にちょこちょこ稼げます。
月収は数百円~数千円程度で、副業の副業といった立ち位置です。
ただ、商品モニターの案件を受けられたときは、報酬も大きいし新商品を試せてお得だし、楽しいと感じることもあるでしょう。
そういった案件は競争率が高いので、取りたい人は小まめにサイトをチェックする必要があります。
得意を仕事に!ハンドメイド作家
ハンドメイド作品が作れるなら、ぜひチャレンジしてみたい副業です。
昔の同僚は、趣味のハーバリウムでインテリアアイテムやアクセサリーの販売を始めて、やがて講師として活動を始めました。
趣味が仕事になるって最高ですね
いきなり個人サイトで売り出すのは難しいので、InstagramやXなどで宣伝しつつ、下記のようなサイトを利用して販売するのがおすすめです。
一年以内に本業に!Webライター
Webライターに向いているのはこんな人です。
- 丁寧な日本語が使える
- ネットでよく検索する
- Webツールに抵抗がない
受ける仕事の量や内容にもよりますが、5~10万円稼げるようになるまでの期間はこのくらい。
■ 仕事をしながらスキルを身に付けるなら3~6カ月
■ スクールを活用するなら2~3カ月
Webコンテンツ制作に関する幅広い知識が得られるので、活躍の場がぐんと広がります。
条件のよい取引先を見つけるまでが大変なので、まずは以下の3サイトに登録してどんどん応募していきましょう。
聞き上手さんに!相談相手・愚痴聞き
「事務もパソコン作業も無理!」というなら、お悩み相談という在宅副業もあります。
お悩み相談に向いているのはこんな人です。
- 友人によく相談される
- 聞き上手だと言われる
- 人と話すのが好き
「カウンセラーにかかるほどではないけれど、誰かに話を聞いてほしい」という人はたくさんいます。
そんな人に寄り添って、ときには自分の経験からアドバイスしてあげる仕事です。
売り込み方さえ成功すれば、一躍人気アドバイザーになれるでしょう。
在宅ワークで親子の時間を充実させよう
在宅ワークは、今の暮らしをあまり変えずに収入アップしたいという願いをかなえる仕事です。
ママと一緒にいたい子供の笑顔も増えるでしょう。
副業で稼げれば、お金がなくて不安になることもありません。
外に働きに出るのが面倒、人間関係が苦手といった人も働きやすいはず。
自分に合った仕事を見つけて、今しかない子供との時間を充実させてくださいね。