「Webライターで稼ぎたいけど、いきなり実践で大丈夫なのかな…」と不安に思ってはいませんか?
私はWebライターの仕事は実践で十分学べると思っています。
ただ、私が仕事を始めたときとは時代も変わっていて、受注に苦労しているライターさんも多いようです。
仕事を始める前にどれだけの準備が必要かは、その人のスキル・経験・環境によっても変わるでしょう。
仕事を依頼する立場になったとき、この人はもう少し独学を、この人はスクールが必要かも…と思うことがあります
そこでこの記事では、独学にすべきかスクールで勉強すべきか悩んでいる人に向けて、Webライターへの第一歩を踏み出す参考になる情報を伝えたいと思います。
Webライターは独学とスクール、どっちがいい?
仕事に応募するにせよ、何かライターの仕事につながる活動をするにせよ、基本的なWebライティングの知識は欠かせません。
その知識を身に付ける方法は独学かスクールかの2通りあり、どちらが合っているかは性格や環境によって変わります。
まずは、独学とスクールのどちらが向いているのか見ていきましょう。
独学がおすすめな人
独学がおすすめなのは、次のような人です。
- 勉強にお金をかけたくない
- 自主的に勉強時間を作れる
- 専門資格や経験を備えている
独学でかかるのは書籍や有料動画の購入費用のみなので、高くても数千円です。
無料で閲覧できる教材を使用するならば、費用0円でもいけます
しかし、自分で勉強時間を作らなければいけないため、モチベーションの高い人や勉強が得意な人じゃないと難しいでしょう。
例外として、医療・法律・金融などの分野で高度な専門資格を持っている場合は、正しい日本語と基礎的なルールのみ知っていれば、一躍引っ張りだこの高単価ライターになることも可能です。
独学のデメリット
独学のデメリットは、次の2点です。
- Webライターに必要な知識の全体像が分かりにくい
- 実務に通用する知識が欠けている可能性がある
受注内容によっても必要なスキルが微妙に異なるため、通り一遍な教材では追いつかない部分があります。
受験勉強でも、必死に勉強したのに斜め上からの出題に戸惑ったことはないでしょうか。あんな感じです
独学は能動的に情報を収集しなければいけない部分があり、選んだ道によっては遠回りしてしまうリスクがあります。
スクールがおすすめな人
スクールがおすすめなのは、次のような人です。
- すぐ稼ぎたい
- 実務に役立つ現場の声を聞きたい
- 疑問はすぐに解消していきたい
実績がない場合、仕事を受ける前には『テストライティング』と呼ばれる、一種の試験のようなものがあり、これに合格しなければ仕事がもらえません。
テストライティングに合格するコツは、スクールで学べば身に付きます。
また、勉強と実務には大きな違いがあるため、プロのノウハウと疑問を解消できることは、とても大切です。
なるべく最短距離で成長したい場合や、実務でヒヤヒヤしたくない場合は、スクールを活用して実務で通用するスキルを養っておいた方が安心でしょう。
Webライターを独学で学ぶ
独学でWebライティングを学ぶには、3通りの方法があります。
どれか一つといわず、三つ全部の方法を使って学びましょう。
本で学ぶ
私が実際に読んだおすすめの本は次の2冊です。
1冊目はこちら。
Webライターをしていて、知らない人はいないってくらい有名な本です
自分の言い分をきれいにまとめるんじゃなくて、読者目線でのライティングが大事だということがよくわかります。
イラストの多い小説のような形式で進んでいくので、活字が苦手な人でも読みやすいでしょう。
2冊めはこちら。
ライティングの項目と段階ごとに、気を付けるべきことがまとめてあります。
ストーリー仕立ての『沈黙のWebライティング』の内容を、リストとしてまとめ直す感覚。
まずはこの2冊を読み込んでから、『無料資格』『Web教材』で学ぶのがおすすめです。
無料資格を受験する
『クラウドワークス
実績やコネのない人はクラウドソーシングサービスから案件を獲得していくのが一般的ですが、そのクラウドソーシング大手の一つです。
クラウドワークスでは、独自に『Webライター検定』という資格試験を設けています。
1~3級があり、3級は無料で受験できます。
私も受験しました!
受験する前に見られる講義動画があるのですが、これがけっこう充実した内容です。
間違えやすい日本語や文法を意識するきっかけにもなるでしょう。
取得するとプロフィールページに『Webライター検定3級』と表示され、基本スキルを持っている証明になります。
\ 無料で力試ししてみる /
Webサイトや動画で学ぶ
単発で学べるWebサイトや動画のメリットは、自分の知らない部分をピックアップして受講できることです。
例えば「動画や書籍などで学んだことがあるけど、もっと詳しく知りたいな」というような人なら、低コストで不安な部分のみを解消することもできます。
「1から10まで全部わからないよ!」という人も、基礎から応用までまとめて教えてくれるレッスンもあります。
反対に「体系的にしっかり学びたい」という人には、通しでカリキュラムが組んである講座の方がおすすめです。
どちらの勉強方法が向いているかは、人によってさまざま。
まずはどんなタイプの講座が自分に合っているのか考えてみましょう
超初心者の入門にぴったり「Udemy」
10万以上のレッスン動画を視聴できるプラットフォームです。取り扱いジャンルはさまざま。ライティングコースはほとんど1回2,000円前後なので、費用の心配はあまりありません。
ライティングのどの部分を教えてくれるのかも講座によって異なります。基礎を全体的にまとめてあるものもあれば、スピードを上げるコツや、クラウドソーシングでの提案方法をレクチャーするものも。
動画を一気に見る必要はないので、隙間時間を使って勉強できます。分からなかったところにタイムスタンプを押して後から確認できるのも便利です。
ただし講師は必ずしも有名プロライターというわけではなく、中にはあまり評価のよくない動画もあります。レビューと星☆の数は事前にチェックしておいた方がいいですね。
WEBライティングの基礎をまとめた動画を1回見てみるとわかりやすいかも
\ Udemyのコースを見てみる /
国内最大級のオンラインレッスン「ストアカ」
ストアカは、これまでに累計100万人以上が利用してきた、まなびのマーケット。Udemyと同じように、好きな講座を選んで予約する仕組みです。
以前人気ボイストレーナーのレッスンが、フジテレビの「ノンストップ!」で紹介されたことがあります。
生徒側にも講師側にもガイドラインがあるため、安心して利用できるでしょう。メールアドレスやLINEがあれば簡単に登録でき、登録料もかかりません。
レッスン料金は70分1,000円のものもあれば、マンツーマン約10,000円の講座も。こちらも口コミで今の自分に必要な講座を見極める必要がありますね。
ライティングは『ビジネススキル』のカテゴリに入っています
WEBライター通信講座の選び方
通信講座は『予算』『得られるスキル』『特典』を比較して選ぶのがおすすめです。
私が思う重要度順に詳しく説明します。
重要度① 予算の範囲内か
お金が何より大事です。お金を稼ごうと思ってWEBライターを目指すのに、生活苦に陥ってまでスクールで学ぶことはありません。
料金設定が高いスクールは手厚いサポートがありますが、絶対に必要なものではないからです。
独学も併用していくつもりなら、足がかりがあればよいため、基本のみのプチプラ講座だけでも十分。
一方で、選び抜いた費用の高いスクールでは、高品質な指導が受けられます。
当然ですが、しっかりと講座の内容をマスターすれば、初月からベテランライターと同等の仕事をすることも可能です。
予算に余裕があれば、最初からガッツリ勉強して高単価案件にチャレンジするに越したことはありません。
お財布と相談して、無理のない範囲で自己投資しましょう
重要度② アウトプットの場があるか
知識はインプットだけでは定着しません。そのため、スクールもアウトプットの場があるかどうかが重要です。
スクールなしで実務に入ると、慣れないうちは思う以上に修正を求められます。なぜそんな修正が必要なのか、理解できないこともあるかもしれません。
ここでつまずいて、Webライターになることを断念してしまう人がたくさんいます。
作文と実務におけるWebライティングとの差は、高いレベルで数をこなしていかないと身に付かないものなのです。
そのステップを勉強中にこなせることこそ、スクールならではの魅力といえるでしょう。
演習だけではなく、採点があるかどうかがポイント!
重要度③ 受講終了後の特典の有無
スクールによっては、受講終了後もしばらくサポートが受けられるところや、ライティングの資格取得を目指せるところもあります。
個人で仕事をしていると、分からないことは自分で調べるしかありません。仕事を始めたばかりだと、不安なことも多いでしょう。そんなときに気軽に相談できる場所があったら安心ですよね。
また、全く経験や実績がない場合は、資格があった方が自分をアピールできます。
ただ特典に関しては、「あったらいいな」くらいのもので、なくてもそれほど困りません。未経験者でなくなれば資格より実績が重視されますし、ちゃんとしたクライアントさんは質問にも丁寧に答えてくれます。
同じようなスクールを比較するときの参考程度と心にとめておきましょう
本格的に学びたい人向けの通信講座
副業にしろ専業にしろ、WEBライターで稼いでいくと決めているのであれば、まずこれからのキャリアを支える基礎をガッチリ固めておきましょう。
即戦力となるライティング力を磨ける、おすすめのスクールを紹介します。
有名ブロガーの講義が受けられる「Writing Hacks」
『Writing Hacks
WEBライターの仕事を細かく分けて、数回のレッスン内でレクチャーしてくれます。全部見終われば、基礎はマスターしたといってOK。
講座料金は追加なしの89,800円。サンプル動画があるので、どんな雰囲気なのかチェックしてみるといいでしょう。
大体30本くらい見たら、勉強と平行して仕事を始めていいと思います。というより、アウトプットと組み合わせた方が身につきやすいです。
LINEで無制限に質問できるので、実践でわいた疑問をどんどん解消していきましょう。
受講期間に制限はないので、自分のペースでインプット&アウトプットできますよ
女性のキャリア形成を応援「SHElikes」
「はげましあえる仲間と一緒に勉強したい!」という人には『 SHElikes
ミレニアル世代が思いのままにキャリアを形成するための、女性のためのプラットフォーム。なんだかこのブランドイメージだけで、モチベーションが上がってきますね。
2017年に設立され、オンラインレッスンは2019年からスタートしました。歴史は短いものの数々のメディアに取り上げられ、一気に知名度が上がっています。
全部で32コース(2022年11月時点)ある中で、WEBライターが関わるのはライティング・ワードプレス・コピーライティングあたりでしょうか。
例えばライトプランなら、12カ月で月額13,567円、6カ月で月額15,547円です。
同じ料金内でほかの講座も受け放題なのもポイントです。
いずれWebライターからディレクターへステップアップしたいと思うなら、Webディレクターやコンテンツマーケティングコースも必要な知識。
まずは『 SHElikes
コミュニケーションが盛んなので、独立後のフリーランス仲間作りにも!
\ 無料体験はこちらから /
即戦力となる実力をつけるなら「Yosca」
これまでのスクールと違うのが、『Yosca』の運営会社がライティング業に特化していること。カリキュラムの充実度が半端ありません。
ライティングの方法を教えるというより、発想の仕方からライター向けに矯正するという気迫が伝わってきます。
セルフコース一括払い49,800円・スタンダードコース12回払い月額9,400円・マンツーマンコース12回払い月額28,000円の3パターンがあり、どのコースも全5回の添削つきです。
この講座をおすすめするポイントは、添削が丁寧であること。「うまく書けただろう」という部分にプロ目線での修正が入り、ライターが陥りがちな自己陶酔的な書き方から脱出できます。
実際に書いた文章に細かいフィードバックがもらえるので、自分では気づきにくいクセやミスが明確になるでしょう。
1年間、無制限でできるLINE相談も、仕事を始めたばかりのライターにはありがたいサービスです。
「なかなか単価が上がらない…」と悩むWebライターにもおすすめです!
\ Yoscaについて詳しく見てみる /
理想の将来像を描いてから講座を決めよう
レッスンを受けるにあたって一番大切なのは、自分がどれだけのモチベーションで取り組めるかということです。
やる気があって努力を惜しまなければ実になるし、やる気がなければどんな素晴らしいレッスンも十分な成果を得られません。
一度身につけた知識とスキルは一生ものです。通信講座を受けるのであれば、教えてもらえる範囲を余さず吸収するつもりで集中しましょう!
※金額は全て税込価格です。
※本記事の内容は2022年6月時点の情報です。正確な内容は公式ページでご確認ください。