娘が4歳のときから行きたいと言っていた、ディズニーランドとキッザニア。
でも、娘と2人きりで行くのは不安でした。息子のときは家族や友人家族に連れて行ってもらっていたので、自分だけで遠出した経験がほとんどなかったのです。
「せっかくなら十分楽しめる年齢になってから。チケット代高いし…」と引き延ばしていましたが…
6歳の誕生日を目前に、ついに行ってきました。キッザニアとハシゴで。
母子2人きりでの小旅行、とても楽しめました
でもチケット購入やらマップやら、昔とはいろいろ変わっていてビックリ。
そこでこの記事では、母子2人でディズニーを堪能するためにしたことをまとめました。
母子家庭でディズニー旅行をためらっているママのお役に立てれば幸いです。
旅行前にしたこと
ディズニーでの過ごし方
母子2人ディズニーで不便だったこと
ディズニーとキッザニアって近いな…
誕生祝いにディズニーかキッザニアに行きたいという娘。
ちょうど息子も修学旅行なので、この機会にどちらに行くか調べてみると…
え?ディズニーとキッザニアって…すごく近い!
その距離わずか13Km
ディズニーとキッザニアは、約13km、車での移動時間にして18分弱しか離れていないんです!
豊洲と舞浜ってそんなご近所なの?
知ってましたか?私は知りませんでした。
東京近郊にある我が家から向かうと、別日に高速で行っても泊まって遊んでも、出費がほとんど変わりません。
そこで仕事を前倒しで進め、泊まりでディズニー・キッザニアの小旅行に行くことを決めました。
ディズニーに行く前にやるべきこと
ディズニーランドを心ゆくまで楽しめるかどうかは、前準備にかかっているといっても過言ではありません。
特に、私のように10年近くディズニーに行っていなかった人は、注意してください。
準備してないと、入場の時点でアワアワしますよ…!
行き慣れてるよ~って人は、鼻で笑う内容なのでスルーしてください
パークチケットの購入
日程が決まったら、オンラインでパークチケットを購入しましょう。購入できるのは2カ前からです。窓口での購入は休止しています(2024年2月現在)。
都合が悪くなったときは、アプリから入園日や年齢区分を変更可能。
詳しくは公式ページで確認してください
【公式】オンラインで購入したパークチケットのキャンセルや払い戻し…|パークチケット|よくあるご質問 – オンライン予約・購入 – |東京ディズニーリゾート
当日はアプリのマップを見て動くので、公式アプリのダウンロードは必須です。
アプリのマップには待ち時間も表示されます。
毎日のぞいていると、なんとなく自分が行く日の混雑具合も予想がつきますね
【公式】東京ディズニーリゾート・アプリ(公式アプリ) | 東京ディズニーリゾート
迷子対策
5~6歳になるとおしゃべりがとても上手な子も多く、「ちゃんと分かってるじゃん。うちの子は迷子にはならなそうだな!」なんて思うママもいるかもしれません。
でも、話す言葉が達者でも所詮は幼児。
1人での行動がどれだけ危険か納得できたと思っても、現地に着いたとたん秒で忘れます。
ディズニーで迷子になると本当に焦るので、事前に迷子対策をしておきましょう。
持ち物の準備
子連れ旅行の成否は、9割がた準備にかかっています。抜かりなく準備しておけば、当日に焦ることはありません。
持っていなければ購入しなければいけないので、なるべく早めに持ち物をチェックしておくとよいでしょう。
泊まりで荷物が多いときは、子どもを座らせて運べるキャリーケースがあると便利。
ミニサイズならコインロッカーにしまっておけます
開園から閉園までディズニーを満喫するポイント
子どもの体力が切れてぐずり始めると、大変さが5倍増しくらいになります。
そのため、未就学児連れのディズニーは、子どもを疲れさせないことを最優先することが大切です。
未就学児ならではの平日を狙う
ディズニーで最も心配だったのは、娘が待ち時間に耐えられるかということでした。
よみがえるのは、息子が暴れつつも海底2万マイルで2時間待った記憶。結局あまり息子好みの乗り物でもなく、残念な顔をしていたのがトラウマです。
そんなに待ったら不機嫌になっちゃうよ~
普段は日曜日も空いているそうですが、今回は12月のクリスマスイベント中、そして40周年記念ということもあって土日は混雑するだろうと予測。
そこで平日の火曜日に行くことに決めました。
入り口のレストルームを出たところ、期待通り混雑はなく人の姿はまばらです。これくらい空いていると、プレミアアクセスを利用するまでもありません。
ちなみにレストルームでは、ハンドソープがミッキーの形で出てきました。
かわいい~
開園より早い到着を目指す
ディズニー公式サイトを見てみると、平日の開園時間は9時となっています。しかし、実際はもっと早く開園するという情報を見つけたので、8時半を目指しました。
平日は8時45分、土日祝日は8時半に開園するそうです
高速が少し混んでいたこともあり、当日ディズニーランド近くの駐車場に着いたのは8時半すぎ。
車で行くと子どもがギリギリまで寝ていられるので、体力を温存できます。
入場門には8時50分くらいについたのですが、すでに開園していました。全く並ぶことなく荷物検査をして、アプリでチケットを見せて入園できました。
待ち時間の少ないアトラクションから回る
今回唯一失敗したのが、アトラクション選び。
普段の様子から激しいのが好きかと思って、最初にビックサンダーマウンテンに連れて行きました。
30分ほど待って乗ったところ、娘、大号泣。
ほかの遊園地では楽しんでいたメリーゴーランドもダメ。
こわい!
一方、「つまらないのでは?」と思っていたイッツ・ア・スモール・ワールドやジャングルクルーズでは大興奮。
船長にやたら合いの手を入れたものだから、船をおりるときに40周年のガーランドステッカーをもらえました。迷子のときのステッカーと合わせて2枚目です。
子どもが何を楽しめるのかまったく読めないので、初ディズニーは待ち時間の少ないアトラクションからどんどん乗っていきましょう。
大喜びのミッキーの家とシンデレラ城。あたたかい時期だったら、ドレス着せて写真撮りたかったな~
お土産は日中に購入しておく
ディズニーに行くと、家族や友人に渡すお土産はもちろんですが、自分用のお土産もたくさん買ってしまいがちですよね。
でも、「荷物になるから、帰るときに買おう」というのはおすすめできません。なぜなら日が落ちてからのショップは、とんでもなく混んでいるから。
大人だけならともかく、幼児連れでは満足に見て回れません。子どもにゆっくり好きなものを選ばせてあげられるように、日中に買い物を済ませておきましょう。
我が家では、着くなり娘が高校生くらいのお姉さんが持っていたバルーンを欲しがったので、おやつ後にショップを回って買い物を済ませてしまいました。
お土産がたっぷり入ったエコバッグは、コインロッカーにしまっておけます
パレードの待ち時間はゲームの出番
19時前になると、ちらほらエレクトリカルパレードを待つ人が出てきます。
パレード見たい!
昼間のパレード『ディズニー・ハーモニー・イン・カラー』をチラっと見たときは反応が薄かったのに、夜のパレードは興味が出たようです。
まだ20分ほど時間があったので、偶然空いていたスペースにレジャーシートを敷いて最前列を確保。おなかが空いたという娘にニンテンドースイッチを持たせ、私はピザを買いに行きました。
このように親子2人で行くと別行動することがあるため、子どもをじっと待たせておくアイテムとしてゲームや動画があるといいと思います。
なお、戻ってみると娘はゲームではなく、隣のお姉さんの髪をみつあみにして遊んでいました。
あの場所で隣に座っていたお姉さん、本当にありがとうございました
泊まりで遊ぶ
パレードが終わっても名残惜しく、あれこれ乗っているうちにあっという間に閉園時間になってしまいます。
娘はピザとサラダだけでは足りずチュロスを注文。このチュロスが長すぎて、ひと口目を食べるのに苦労してました。小さい子に食べさせると、おもしろかわいいです。
結局ラストの花火『スカイ・フル・オブ・カラーズ』まで見て、「まだ遊びたいよ~」と言いながら駐車場へ向かいます。
途中で雨が降ってきましたが、娘も興奮冷めやらぬといった様子で、ランタンの明かりをつけて雨の中をスキップ。
しかし車に乗ったとたんに静かに…。ホテルではお風呂と歯磨きが終わったら電池が切れたように寝てしまいました。
開園から閉園まで遊ぶなら、宿泊しないと体力が持たないかもしれません
母子2人ディズニーで不便だったこと
とても不便を感じたのは写真撮影です。娘の写真はたくさん撮れたのですが、私と写っているのはミッキーの家を含むほんの数枚だけ。
娘と楽しむ自分の姿がないと、後から見返したときさみしい気がします。
ディズニーでは自撮り棒禁止だと思っていたので持っていかなかったのですが、なんと棒を伸ばさなければ使っていいそうです。
伸ばさない状態でも手持ちよりだいぶ遠くから撮影できるので、自撮り棒を用意しておくことをおすすめします。
【公式】【撮影補助機材】一脚・三脚、自分撮りスティックはパーク内…|東京ディズニーリゾートについて|よくあるご質問|東京ディズニーリゾート
私が普段使っているのはこちらなんですが、安価で使いやすいです。ほかと比べたことはありませんが、3年ほど使用して壊れないので、購入してよかったと思うアイテムの一つです。
ディズニーは子連れシングルにも優しい
これにて1日目は終了です。
行く前はいろいろと不安でしたが、キャストもお客さんもみんな優しくて、ディズニーはやっぱり夢の国でした。
しかし、幼児を連れたシングルマザーが1日を心穏やかに過ごすには、やはり事前準備と情報収集が欠かせませんね。
次回は入園時間やチケットなどのざっくりした情報だけではなく、パレードの位置やショーの時間など、娘の好きそうなところを重点的にチェックしていこうと思います。