在宅でできる副業として、Webライターの人気が高まっています。
仕事の幅を広げやすいことから、フリーランスとして独立する人も多い職業です。
でも、Webライターの仕事や生活が具体的にどんなものになるのか、うまくイメージできない人も多いのではないでしょうか。
そこで、専業Webライターの仕事内容と、1日のスケジュール例を紹介します。
あおいWebライターへの挑戦を迷っている人の参考になるよう、できるだけ詳しく紹介したいと思います…！
Webライターの仕事内容
Webライターの仕事は多岐にわたります。
商品やノウハウを紹介する記事を書いたり、広告文を書いたり、YouTube動画のシナリオを書いたり…。
- SEOライティング
- セールスライティング
- コラムライティング
どれか一つだけを専門で引き受けている人もいれば、さまざまな分野のライティングをしている人もいます。
あおいそれぞれどんな仕事をしているのか見ていきましょう
SEOライティング
SEOライティングとは、企業メディアや個人ブログで、集客用の記事を書く仕事です。
たくさんの人に読んでもらうため、KWで検索したときに上位に表示される工夫をこらします。
KW調査・構成作りから任されることもあれば、すでに作成された記事骨子に従って本文を作成することも。
ライティングのほかにも、記事に挿し込む画像の選定や撮影、CMS（コンテンツ管理システム）への入稿を行うこともあります。
セールスライティング
セールスライティングとは、商品を売るための文章を書く仕事です。
商品を効果的に紹介し、その魅力を最大限に伝えなければいけません。
そのためデータにもとづいた心理的効果を利用して、読者を引き込み記事を読み進めさせるテクニックが必要とされます。
Webサイトに載せる記事だけではなく、メールマガジンやDM、SNSの文章を代わりに書くこともあります。
コラムライティング
コラムライティングとは、テーマに対して固定した意見を主張する記事を書く仕事です。
コラムライティングに求められるのは、読者の共感を得ること。
結論はクライアントにより決定されているため、そこに行き着くように説得力のある文章を作らなければいけません。
主張に説得力を持たせるため、ときには取材も行い、裏付けとなる根拠をもとに執筆します。
未経験からWebライターの仕事を受けられるか
Webライティング未経験であっても、正しい言葉と文法で文章を書ければ仕事を受けられます。
多くの仕事では『レギュレーション』『執筆マニュアル』などと呼ばれる、詳しく解説されたルール集が配布されるので、書き方が分からないということはないでしょう。
しかし、正しい日本語だと思っているものが実は間違っているケースや、読者目線だと読みにくい文章になっているケースは少なくありません。
クライアントにどう対応すべきか、現場のルールが不安なこともあるでしょう。
あおい未経験で仕事を受けるにしても、1～2冊はライティングに関する本を読んでおくことをおすすめします
Webライターの1日のスケジュール例
仕事が忙しいときは、たいてい次のようなスケジュールで働いています。
日中に用事を済ませたり、ランチに出掛けることもあります。
ママの仕事時間が自由だと、夕方の習い事にも行けるよー
あおいうまく調整できるようになると、こうしてブログを書く時間も取れます
Webライターのメリット
在宅で副業を始めるにあたって、第一候補に挙がったのがWEBライター職でした。
そして10年たった今でも、WEBライターを選んでよかったと思っています。
その理由は
- 未経験OKの仕事がある
- 働く場所を選ばない
- 自由に時間配分できる
- 努力次第で収入が増える
- 広く通用するスキルが得られる
こうしたメリットがあるからです。
未経験OKの仕事がある
WEBデザインやプログラマーなど、在宅でできる人気の仕事はほかにもありますが、だいたいは特別なスキルが必要とされます。
通常は、高額な費用を払って勉強してからのスタートになるでしょう。
しかしWEBライターは、未経験でも応募できる案件がいくらでも見つかります。
あおい努力次第で初月から数万円稼ぐこともできるでしょう
苦労することも多いですが、勉強しながら仕事の難易度を上げていくことが可能。
ただ、ここ数年でWebライターの数が増え、全くの未経験だと案件獲得が難しくなっているようです。
本格的にWebライターを目指す際は、資格を取得した方が稼ぎやすくなるでしょう。
働く場所を選ばない
WEBライターの求人情報には、「在宅OK」と記載されている案件がたくさんあります。
こうした仕事であれば、国内どこでも働けるどころか、国外でも同じ仕事ができるんです。
あおい実際に海外在住のライターさんもいます
「子育て中で毎朝身なりを整えている時間がない」という人も、「パートナーの転勤が多い」という人も、継続して自分のキャリアを磨き続けられます。
自由に時間配分できる
在宅WEBライターの仕事は成果報酬型です。
どんな状況で仕事をしても成果物さえ提出できれば、契約通りの報酬を受け取れます。
会社員のように時間に縛られることはなく、毎日出勤することもありません。
特に子育て真っ最中であったり、事情があって外で働けなかったりする場合、こうした働き方ができるのはとてもありがたいことです。
昼間に急用ができても同僚に迷惑をかけることなく、時間を調整しながらマイペースで仕事を進められます。
あおい体調不良や授業参観などのときも、誰にも迷惑をかけずにすみます
努力次第で収入が増える
普通のアルバイトだったら、たいていは時給アップまで何カ月もかかるのが普通です。
ところがWEBライターは、スキルを磨けばどんどん収入を増やしていけます。
スキルアップのスピードが速ければ、半年足らずで初月の倍、それどころか5倍・10倍の収入を稼ぐことも不可能ではありません。
副業のつもりで始めたはずが、手応えを感じて本業にする人もいます。
さすがに未経験でいきなり月収数十万円は難しいと思いますが、早い人は3カ月程度で10万円以上の副収入を得られるでしょう。
あおい私も会社員として働きながら、月収10万以上を達成しました
広く通用するスキルが得られる
Webライティングの仕事を続けていると、次のようなスキルが身につきます。
- 論理的思考力
- セールスライティングのテクニック
- SEOの知識
- マーケティングスキル
これらは、Webライティングだけではなく、さまざまな仕事で役に立つスキルです。
そのため熟練したWebライターが、コンサルやスクール経営など別の仕事を始めることも少なくありません。
あおいキャリアの一環としてWebライティングを始めるのもありですね
Webライターのデメリット
もちろん、WEBライター業にはよい面だけではなく「しんどいな」と思う部分もあります。
ここを乗り越えられるかどうかが、WEBライターを副業にできるかどうかの分かれ道かもしれません。
はじめは稼げない
まったくの未経験ライターは、残念ながらなかなか稼げません。
実績もスキルもない場合、高単価案件で採用されないからです。
未経験でもOKな案件は山ほどありますが、総じて文字単価は低め。
専門ジャンルでもなければ、初心者のうちは文字単価0.5～0.7円あたりからスタートすることになるでしょう。
なお、クラウドソーシングで文字単価0.5円以下の仕事は、なかなかハードです。
1時間で1000文字書いても時給500円、手数料が引かれたら時給400円ほどになってしまいます。
初月は勉強と思って、収入額については割り切る覚悟が必要です。
あおい初月からしっかり稼ぐなら、スクールで勉強することをおすすめします
全てが自己責任
会社に守られていない個人のWEBライターは、全ての仕事を自己責任で行います。
報酬の交渉・不明点の調査・スケジュールの調整・売り上げ管理、やらなければいけないことはもりだくさんです。
「たくさん稼がなければ！」「早く上達しなければ！」という焦りから仕事を引き受けすぎると、品質の低い記事ばかりになり、かえって成長の妨げになることもあるでしょう。
納得できる記事にならないまま納期が迫ってきても、誰もフォローしてくれません。
もちろんクライアントに相談することはできますが、納期の延長が続けば信用を失ってしまうでしょう。
仕事・雑務・プライベートのバランスをうまく取って、ほどよい仕事量を見極める力も必要です。
あおい確定申告も自分でしなければいけません
小さな仕事からWebライターを試してみよう
いきなり本格的なWebライティングの仕事をしようとすると、気持ちの上でのハードルがやや高いかもしれません。
最初は時間がかかるものなので、苦労のあまりWebライティングにうんざりしてしまうこともあります。
そこでまずは、300～500文字くらいの、簡単な仕事を試してみてはいかがでしょうか。
これらの仕事では、経験や実績を求められることはほとんどありません。
仕事での文章作成に慣れてから少しずつ文字数を増やして、Webライティングの仕事を始めてみましょう。
