「ディズニーランドでもし迷子になったら…」と不安に思うパパママも多いのではないでしょうか。
実際うちの5歳の娘は、まんまと迷子になりました。しかも1日に2回も。
ディズニーの入場者数は、1日平均3万人とも4万人ともいわれています。
そんな人混みで迷子になると、ちょっと探し回ったくらいでは全く見つかりません
合流に時間がかかり親も子どももヘトヘトになってしまっては、せっかくの1日が台無しになってしまいます。
そこで我が家の迷子体験を含め、ディズニーでの迷子の探し方と、おすすめの迷子対策についてまとめました。
娘、迷子になる
娘を見失ったのは入園から3時間後、トゥーンタウンでテンションMaxになったときでした。
ほんとに、「ヒェッ」となった出来事です。
迷子になったきっかけから、合流までの出来事を紹介します。
目を離した隙にいなくなる
ミッキーの家で写真を撮って親子ではしゃぎ、娘は出口付近にある車の置物?に乗って遊び始めました。
手を離し、車のそばで撮ったばかりの写真を見直して、顔を上げたときにはもう娘はいませんでした。
その間、ほんの30秒くらいだったと思います。
あたりを見回すと、10mくらい先に走っていく娘の背中が見えました。
即ダッシュして追いかけたものの、110cmしかない娘の姿はあっという間に人混みに紛れていきます。
次のようなタイプの子どもをお持ちの人は、10秒以上目を離すと危険です
- 気になるものに一直線
- 移動は常に駆け足
- 親の制止の声はBGM
即、娘のキッズ携帯に連絡しましたが一向に出なかったため、ややパニックになって当てずっぽうで探し始めました。
娘、キャストに確保される
これは娘を保護してくれたキャストのお姉さんから聞いた話です。
その頃、娘はファンタジーランドで親とはぐれたことに気付き、「ママー!」と叫びながら空飛ぶダンボの周りをぐるぐると走っていました。
その様子に気付いたキャストのお姉さんが娘を確保。
ママがはぐれたのー!
ママが迷子になったことにする娘。
お姉さんは手をつないで娘の名前と年齢、ママの名前などを質問しながら、一緒にママを探してくれました。
そのとき娘のキッズ携帯が鳴り、ようやく着信に気付いた娘は電話に出ます。
お姉さんは「私がママとお話していい?」と娘の許可を取り、お姉さんとママで落ち合う場所を決めました。
15分後に合流する
待ち合せをしたトゥーンタウンの入り口で、お姉さんに手をつながれた娘と合流しました。
迷子から合流まで、約15分です。
トゥーンタウンとファンタジーランドは隣同士。
小さい子ははぐれてすぐなら、それほど遠くへ行かないそうです。
といっても娘はファンタジーランドの端まで行っていたので、子どもによってはもっと遠くへ行ってしまう可能性はあるでしょう。
お姉さんは引き渡してすぐさよならするわけではなく、娘と少しお話をしてくれ、最後にガーランドステッカーをくれました。
「40周年のステッカー、うれしい!」と喜んだものの、今そのステッカーはおもちゃ箱のどこかに眠っています…。
迷子になったらまずやるべきこと
子どもが迷子になると、とにかくあわてます。
スーパーでもあわてますが、ディズニーでの迷子はその比ではありません。
まずは、落ち着いて次の対策を取ることをおすすめします。
近くのキャストに迷子になったと伝える
子どもを見失ったら、近くにいるキャストに迷子になったことと、子どもの特徴を伝えましょう。
ディズニーには迷子のアナウンスはありませんが、その代わりにとこどどころにいるキャストが目を光らせているそうです。
今回迷子になって、初めて知りました…!
ディズニーのキャストは、若い人でもみなさんかなりしっかりしています。
とりあえず落ち着いて、子どもを探してくれる仲間をつかまえることが最優先です。
子どもを見つけやすくなる5つの迷子対策
どんなに注意していても、ささいなきっかけで子どもは迷子になります。
ディズニーランドを含め、遊園地やお祭りなど人混みへ向かうときは、複数の迷子対策をしておいた方が安心です。
そこで、私が行っている中で、効果のあった迷子対策について紹介します。
キッズ携帯やGPSを持たせる
うちはあまりに暴走するタイプなので、防犯も兼ねてキッズ携帯を持たせています。
今回のディズニーだけではなく、習い事の発表会で親と離れた席に座るときなど、これまでもたびたび役に立ってきました。
娘に持たせているのはドコモの『キッズケータイ』で、紐を引っ張るとブザーが鳴るタイプです。
ただし、ディズニーランドのようににぎやかな場所だと、子どもは着信音に気付かないことがあります。
また、あまり親から離れない子どもの場合、携帯を持たせないことも多いと思います。
その場合は、お出かけのときだけ、次のようなGPSタグを持たせておくとよいかもしれません。
小学生になってからは、放課後に学校やお友だちの家に遊びに行くときも持たせると便利です!
迷子になったときの約束事を決める
普段から、迷子になったときはどうするのか言いきかせておきましょう。
さらに、お出かけ当日になったら、毎回改めて確認します。
我が家では、次のことを約束しています。
- 大きな声でママを呼ぶ
- はぐれた場所から動かない
- 店員さんに迷子になったと伝える
- (行き慣れた場所では)待ち合せ場所で待つ
娘が叫びながらダンボの周りをひたすら回っていたのは、はぐれたことに気付いたときに、この約束事を思い出したからでした。
きりんははぐれた場所から動かなかったよ!
キッズ携帯を持っていない場合は、親の電話番号を言えるようにしておくといいかもしれません。
毎日言わせていると、幼くても電話番号を暗記できます。必要ないときも言いふらしますが…
子どもに目印となる装飾をしておく
親の方から迷子を探してもらうよう伝えるときは、子どもの特徴を聞かれます。
ディズニーなら、目立つカチューシャやコスプレをしていると見つけやすいでしょう。
同じものを身に付けている人も多いですが、その特徴を持つ1人でいる子どもとなれば数が限られます。
うちは『ソーサラーミッキーのカチューシャ』をして、『モンスターズインクのサリーのリュック』を背負っていました。
カチューシャは髪に編み込んであったから、走っても取れなかったよ
今回は探してもらう前に見つかりましたが、キャスト間で伝達してもらうときには重要な情報となります。
また、迷子になりやすい子どもは、派手な髪飾りや帽子、リュックなど、普段から目印になるものを身に付けておくと便利です。
子どもの全身写真を撮っておく
子どもの特徴を伝えるとき、口頭よりも実際の画像を見てもらった方が取り違えがありません。
娘が迷子になったとき、はぐれることに慣れているにもかかわらず私はかなりパニックになっていました。
落ち着いて服装を伝える余裕はなかったかもしれません
同じようにあわててしまう不安がある人は、当日朝に子どもの全身写真を撮影しておきましょう。
迷子シールを貼っておく
ディズニーランドでは、『迷子シール』を発行しています。
連絡先・子どもの氏名・年齢を書いて、服に貼っておくシールです。
ほかの遊園地などでも、迷子札を配っているところがありますよね
自分の名前や親の連絡先をまだ言えない子どもは、迷子シールを貼っておくとスムーズに合流しやすくなるでしょう。
ディズニーランド公式サイトより
シールをもらえる場所は、下記のページに掲載されています。
まとめ
どんなに気を付けていても、子どもが迷子になる可能性はゼロではありません。
「迷子は親の責任」なんて意見もありますが、子どもの性質によっては制御が難しいこともあります。
そんなとき子どもの身を守るには、いざというときのための迷子対策をしておくことが大切です。
見守りが大変だからと諦めず、万全の対策をして子どもとのレジャーを楽しみましょう!