英会話で答えたくても、そもそも簡単な単語すら分からない
単語だけでも先に覚えておきたいけど、暗記ってつまらなくて長続きしない…
子どもの英語先取り教育をしようとしても、語彙が少ないことが問題になりがちですよね。
我が家では、娘の小学校入学を機に、英語の先取り教育を始めました。
まだ早いかなと思いつつ英単語の勉強を試してみたところ、予想外にもたいした苦労なく英検5級相当の550単語以上をほぼ習得できました。
中学校で苦労した息子との違いを考えてみると、娘がなぜ英単語の意味をスラスラ答えたのか、思い当たることがたくさんあります。
そこでこの記事では、英語初心者な6歳娘が実践してきた、英単語の覚え方や使用した教材を紹介していきたいと思います。
小学校で覚える英単語の数は?
英語を習得するには、『りんご』『食べる』のように、まず物の名前や動作の表現を覚えなければいけません。
小学校から本格的に英語の勉強を始めるとして、卒業までにどれくらいの単語を覚えればよいのでしょうか。
授業に必要な英単語数は700語
小学校の授業で覚えなければいけない単語数は、約700語とされています。
700語と聞くと「多い!」と思うかもしれませんが、その中にはtrainやdoctorなど、日常生活やアニメでも聞いたことのあるような単語が多く含まれています。
低学年からコツコツと覚えていけば、決して覚えるのが難しい数ではありませんね
学年が上がるにつれて他の教科も難しくなることを考えると、1~3年生のうちに全て覚えてしまった方が後が楽です。
英検取得を目指す場合はさらに増える
小学生のうちに覚えるべき英単語数は、英検何級まで目指すのかにもよります。
例えば、我が家の目標は小学校卒業までに英検3級取得なので、そのためには約2,100語を覚える必要があります。
単純に計算すると、1年ごとに350語ずつ覚えればいいわけです。
1日につき約1個の英単語を覚えていけばいいので、そんなに難しい道のりではありません。
1年生からやっていけば達成できそう!
小学生が英単語を覚えるには楽しさが重要
私が英単語を学んだときは、単語帳を使ってひたすら暗記していました。
そんなのつまんないよー
小学1年生には向かない勉強法ですね…
ちょっとした工夫で楽しく英単語を覚えられる
子どもは遊び中心の生活を送っています。
興味があることには全集中ですよね。
調べてみると、遊びながら英単語を学べる教材がたくさんありました。
ただ、そういった教材を利用したとして、子どもに任せっきりだとあまりよい成果は得られません。
そのため教材を選ぶ際は、ママやパパも一緒に遊べるように、教える人も興味を持てる教材を選ぶことが大切です。
ついでに自分の英語力も上がるかも!
子ども向け!おすすめの英単語教材5選
我が家では、娘が勉強に飽きないように、遊び中心で英語が学べる教材を使用しています。
その中でもレギュラーとして活躍した教材を5点紹介します。
乳幼児期におすすめのDVD「グーミーズ」
我が家が初めて購入した英語教材は、大人気DVDの『グーミーズ
娘が1歳になる少し前に、絵が気に入って購入しました。
娘が歌に合わせてお尻を振り始めたのが、1歳を過ぎた頃。
Tinoがかわいくて好き~!
画面に釘付けになり、「Head, Shoulders, Knees and Toes…」に合わせてヨチヨチ動く娘の動画がたくさん残っています。
絵も音楽もプチストーリーもかわいくて、5歳手前くらいまでは観ていなくてもほぼ毎日流していました。
『ABC Song』『Twinkle Twinkle Little Star』『Rain Rain Go Away』など、お気に入りの数曲は早いうちから真似していました。
実は今でもたまに観ています
身の回りの語彙を増やす「英語ことば図鑑5000」
『英語ことば図鑑5000』は、ペンを当てると英単語を発声してくれるおなじみの知育図鑑です。
堅苦しくないから、子どもが興味を持ちやすいですね
英語かるたや単語カードを始めたときも、よく見ていたフルーツ・野菜・色・動物は全て答えられました。
だって、この図鑑で聞いたことがあったんだもん
日常会話を覚えてもらいたいのであれば、持っていて損はない1冊です。
遊びながら覚えられる「るるぶ はじめての英語かるた」
少し英単語を覚えてきたら、英語かるたがおすすめです。
娘は私より先に取るために、英語が流れた時点で日本語を待たずに取ろうとするので、どんどん単語を習得。
図鑑で8割くらい単語を知っていたので、数回繰り返した後は英語のみの読み上げを使用しています。
もう100枚全部取れるよー!
かるたは絵から直接英語を思い浮かべるので、日本語から英語に翻訳する作業が要りません。
例えば、Grapesと聞いたら、すぐにぶどうの絵を探します。
取るときに聞いた音声をそのまま繰り返して言うので、発音がちゃんと『gréɪps』です。
我が家で使っているのは『るるぶ はじめての英語かるた』。
CDプレーヤー不要だから、気軽にできるね
このカードでできる遊びは6種類あります。
- かるたとり
- カードゲットすごろく
- アルファベット並べゲーム
- カードめくり
- カード説明ゲーム
- 英語で推理!探偵ゲーム
今は単語ではなく、短文のヒントから単語を当てる『3ヒントクイズ』に挑戦中です。
切り取りが楽!「小学生の英検5級英単語カード600」
小学校低学年までであれば、英検対策は『小学生の英検5級英単語カード600』がイチオシです。
- ミシン目で簡単に切り離せる
- かわいいイラスト入り
- 正しい発音を学べる音声付き
こちらは英検対策というよりも、英語かるたの単語数が少なかったので、かるたとして買い足しました。
ミシン目のおかげでカードとして切り離すのも簡単!全部で8個のカード集ができます
日本語側にイラストが入っているので、専用アプリの音声を使えば、かるたとして使用できるんです。
音声アプリはここからダウンロードできるよ
読み上げが早いのが難点ですが、娘はその分ものすごい集中力でカードを探しています。
1個の単語カードが終わったら、次のかるたをやるために自ら単語カードで暗記を始めるようになりました。
読み聞かせに最適!「オックスフォードリーディングツリー」
こちらはお下がりでいただいたもので、あまり期待していなかったのですが、娘の食いつきがとてもよかったんです!
最初はCDではなく、「えー、そんなー!」なんてリアクション付きで読み聞かせていました。
余計なことかもしれませんが、娘はケラケラ笑って喜びます
今は寝る前にCDで聞いてるよー
改めて調べてみたら、とても人気のリーディング教材でした。
Level 1+なんて本当に短いセンテンスで、しかも同じ表現が何度も繰り返されるので、毎晩読んでいると娘も覚えてしまいます。
オンライン英会話を始めて『Can you see me well?』と聞かれたとき、娘が元気よく『Yes!』と答えたのはこのおかげかもしれません。
優しいレベルのうちは語彙がなかなか増えませんが、知っている英単語が文章の中で自然に使われるのを学ぶのにぴったりです。
英語の語彙を増やすときの注意点
英単語を覚えただけでは使えない
英単語をインプットしただけで、そのうち忘れてしまうでしょう。
私も大半の単語や熟語の意味を忘れているなあ…
でも、いったん話せる言葉として習得してしまうと、時間がたっても忘れにくくなります。
英語を話す環境がなければ、英会話教室やオンライン英会話を利用するのがおすすめです。
娘もオンライン英会話を始めたところで、単語クイズだけは自信満々で楽しんでいます。
まとめ
英語でコミュニケーションを取る力を付けるには、まず語彙を増やさなければいけません。
でも、小学生にコツコツ暗記するのは難しいかもしれません。
そこでおすすめなのが、音声付きのかるたや図鑑を利用した英語教材です。
インプットが少し進んだら、英会話で使える英語を磨いてみてはいかがでしょうか