さっぱりとした味と香りで、料理のアクセントになる青ジソ。練り物に巻いたり、刻んでパスタや丼ものに添えたり、いろいろと使い勝手がいいですよね。
でも、うまく使い切れずに余ってしまうことがありませんか?私は料理が得意ではないので、献立によっては冷蔵庫にほったらかしになってしまうこともしばしば。
子どもがしそ嫌いなので、なかなか消費するのが難しい…
そこでおすすめしたいのが「シソベーゼ」。青ジソがメインだから、たくさん消費できるんです!
料理が苦手な主婦に向けて、今回は青ジソの栄養と、シソベーゼのレシピ、活用方法を紹介します。
「シソ」と「大葉」は同じもの?
スーパーやレストランで青ジソと大葉の両方の呼び方が使われていても、私は何気なく同じものとみなしていました。
この二つには、本当に違いはないのでしょうか?
表も裏も青いのが大葉
一般的に大葉と青ジソは、以下のものを指します。
- 大葉:表も裏も青い葉
- シソ:食用の赤ジソと青ジソ
大葉と呼ばれるのは、青ジソであることが多いようです。
また葉の形状を残したままのレシピでは、青ジソを「大葉」と呼ぶことが多い印象。
青ジソも単に「シソ」と呼ぶ地域もあることから、大葉とシソに厳格な違いはないと考えられます。
つまり、青ジソと大葉は同じもの
シソベーゼをおすすめする理由
私がシソベーゼを知ったきっかけは、友だちからお裾分けをもらったことでした。
いろいろな面でとても気に入ったので、それ以降ほかの友だちにもすすめています。
青ジソを大量に消費できる
これまでの青ジソの活用法といえば、刻んでパスタに乗せたり冷や奴に乗せたり、とにかく乗せるしか能がありませんでした。
青ジソってわりと20枚セットくらいで売られているので、ささみチーズカツを作る元気がない週は、冷蔵庫の奥でしおれていくばかり…。
でもシソベーゼならメインで何十枚も使えるので、どれだけ余っていても一気に消費できます。
食材ロスを減らせるって素晴らしい!
体によい栄養素がたっぷり
大葉に含まれる栄養素には、健康や美容によい効果がたくさんあります。
例えば抗酸化作用。体の酸化は老化や病気と関わりがあるといわれているため、予防できる栄養素はしっかり取っておきたいところです。
さらに胃腸が弱い私が注目したのが、胃の調子を整える効果と整腸作用です。弱った胃を整え、便秘解消にまで役立ってくれるとか。
たんぱく質と一緒に取るとよいとされるビタミンB2も入っているので、髪や爪を美しく保つ効果も期待できそうですね!
宅飲みやお裾分けにも
友だちの家に遊びにいくときや、ちょっとしたお礼をするとき、「いつもお菓子で芸がないな~」と思ってる人はシソベーゼをお裾分けしましょう。
容器を100均のガラス瓶にして、首のところにリボンを結ぶだけで立派な手土産になります。
私もいただいたとき珍しいなと思ってわくわくしたので、何か足りないなと思ったときに添える一品としてもぴったりではないでしょうか。
私が持っていった先では、評判は上々でした
超簡単!絶品シソベーゼの作り方
シソベーゼの調理時間は、準備から片付けまで入れても10分もかかりません。ここでは私がいつも作っている手順を紹介します。
用意するもの
【材料】
- 大葉 30枚
- にんにくチューブ 5cm
- 無塩ミックスナッツ 30g
- 塩 少々
- ブラックペッパー 適量
- パルメザンチーズ 大さじ2
- オリーブオイル 50ml
ナッツは有塩でもOK。その場合は塩の量を調整してください。
このピンクソルトはいつもキッチンにドンと置いてあるお気に入り。ピンク色がきれいで、料理の時間が一段と楽しくなります。
レシピと注意点
【作り方】
- 青ジソの軸を切る
- 1を水でよく洗い、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取る
- ハンドブレンダーに全ての材料を入れて混ぜる
ブレンダーでなめらかになるので、軸は面倒ならそのままいれてしまっても大丈夫。
トロリとさせたい人はオリーブオイル100mlでもいいでしょう。
私は乗っけレシピにすることが多いので、かために仕上げています。
シソベーゼを使ったお手軽な一皿
シソベーゼはランチにもおつまみにも使えます
定番のシソベーゼパスタ
お手軽ランチの代表といえば、レンチンパスタではないでしょうか?
パスタと水を入れて、チンしている間にシソベーゼ作り。パスタの水を切ったらシソベーゼとあえるだけ。
ほんの10分ほどでランチが完成するので、レンチン容器もシソベーゼもかなり重宝しています。
100均にもパスタ用のレンチン容器がありますが、パスタ好きならTVでも紹介されたこちらの容器がおすすめです。
100均のものとは違って水ではなく熱湯を入れます。
気持ち多めにお湯を入れると、パスタがもちもちです。
クラッカーに合わせてワインのお供に
酒飲みのみなさまに試してほしい。シソベーゼはクラッカーに乗せると、ワインのお供にぴったりです。
塩っ気があるのでワインのみといわず、ビール・日本酒・ジンにも合います。
アボカド・トマト・モッツァレラチーズなどを一緒に乗せると、豪華な見た目になります。
4歳児もパクパク食べる!
シソベーゼで大葉をおいしく使い切ろう!
シソベーゼは上記の分量で作ると、だいたい計量カップ150ml分くらいの量になります。
冷蔵庫で1週間ほど保存できるので、1人でも十分食べきれるでしょう。
いろいろな食材に合わせられるし、とても簡単にできておいしいので、青ジソ好きな人もそうでない人もぜひ一度お試しくださいね。